未来のワークスタイル 2010年05月06日
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未来のワークスタイル
仕事には人生の多くの時間を費やします。10年後に後悔しないためにも、仕事を人生の大きな学びと喜びに致しましょう。
今「ある」ことに尽力する
それが意識されてにしろ、無意識的にしろ、
自分の内にある力にエネルギーが加わると、それは願望として表出します。

たとえば、音楽を演奏したいという願望が表れたとしたら、
それは、音を奏でる力が外に出て、活動したがっているということです。

その力が、発揮されたがっているわけです。

もちろん、その能力が十分に発達している場合も、
まだまだ未熟である場合もあります。

いずれにしても、その能力が内在し、
そこに「動」のエネルギーが働きかけられていなければ、
それをしたいという願望は生まれません。


潜在的な能力が高ければ、それだけ強い願望となって表れるでしょう。

仕事を選ぶ時に、もし、これといった願望がなければ、
得意分野の才能を生かせる仕事を選ぶのがベストでしょう。

ですが、特定の何かをしたいという願望が強ければ、
その仕事を究極の目的として、仕事を探すのがベストです。

やりたい仕事なら、できるはずです。


まだ能力的には未熟であるとしても、
自分に一番合った、やっていて楽しい仕事や職業を選ぶことは、
自分の権利であり、特権なのですから、
最初から放棄するのは賢い選択とは言えません。

好きではない仕事を無理にする義務はありません。

ですが、究極の目的につながる手段として選ぶことはあるでしょう。

だからといって、嫌いな仕事を続けることに、
自分をだますような無理矢理の理由をつけないことです。


かつての心得違い、選択違いから、今は望まない仕事をしていたり、
望まない環境に身を置くことになっているとしましょう。

この場合、当面は、今の仕事を続けなければなりません。

こういう時は、今の仕事や環境は、本当にやりたいことを可能にする手段だと思って、
今の仕事をなるべく楽しめるように創意工夫するべきです。

そうして、自分自身を成長させるのです。


仕事や環境を変えるのには、たいていは、
自分自身が成長するのが、一番いい方法だからです。

嫌いな仕事だからと、性急に事を急いで、他の仕事に移るようなことは、
決して賢い選択だとは言えません。


そのままでは、自分に縁ができていくのは、
「ない」ところに根差したことばかりだからです。


転機が訪れている時には、よく考えてみて下さい。

それがまたとない機会なら、
恐れず、急激な大転換をはかる必要がある時も、確かにあります。

転機の時には、自分が「ある」ところに根差すエネルギーにあるか、
「ない」ところに根差すエネルギーにあるか、よく吟味して下さい。


自信がない時の選択は、選択を誤る可能性が圧倒的に高くなります。

まず、自分の内側に流れるエネルギーが、
「ある」ところに根差すように調整する必要があります。



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